QUO VADIS(クオ・バディス)in Tokyo 野口英世記念会館
ラテン語の「どこへ行くのか」の意味する「クオ・バディス」という名前の学会です。
東京歯科大学名誉教授の高添一郎先生 埼玉医科大ゲノム医学センターの須田立雄先生 東北大名誉教授山田正先生ほか 歯学会を代表される先生方の座談会風の講演会です。
科学的に今後解明の必要な歯科学についての話ですがとても臨床的な話題で興味つきない内容です。「チタンと骨がどうして結合するかまだ科学的に証明されていないということも興味津々です。」
小宮山先生もご講演。
臨床ではなにが大事かお話いただきました。
衝撃的なものは大阪大学免疫学フォロンティア研究センターの石井優先生の「生きた骨表面での骨細胞の動きを動画でとらえることに成功された画像をライブで紹介されたことでした。
動画でご紹介できないのが残念ですが・・。
人の骨細胞は常に代謝を繰り返していることをあらためて再発見と生体の不思議を感じます。
小宮山先生に頂いた座右の言葉「生体組織は歯科医より賢い」。歯科医は組織の治癒力をジャマしないよう日々の治療を戒めたいと思います。