サイナスリフト(上顎洞内骨移植)は頬側の骨壁にホールをあけ骨補填をする術式です。
骨壁の厚みは普通0.6mmほどで薄い皮のような厚みです。
今回は3mm近くあるため気を使うケースです。
慎重にトライ、きれいにできました。
半年後骨が成熟してから歯を作っていきます。
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理事長日記
サイナスリフト同時埋入+PRP (心斎橋・和島 執刀)
2008.3.31 18:32
「五条通り診療所からお世話になっています。」
と、患者さんから声をかけて頂きました。
現在の堺診療所に移転する前の大先生(父)の診療所です。
私も診療を手伝っていたところです。なつかしいですね。
あれから積み重ねました技術でお世話させて頂きます。
これからも長いおつきあいよろしくお願い致します。
サイナスリフト後へ無切開で埋入ができます。
2008.3.29 18:08
サイナスリフトにて骨を造成していますので最小の外科でインプラントができます。
今日は無切開埋入です。
反対側は以前サイナスリフトと同時にインプラントを入れています。
ここは本日歯を作る型取りをしていけますので早々に咬んで頂けますのでうれしいです。
下顎へ総インプラントを。薄い骨幅です。
2008.3.28 18:37
上顎は治癒待ち中です。
下顎は薄い骨幅です。
インプラントの先端を支える基底部には骨幅がありますのでここにしっかりと留めていきます。
歯が出来る日をとても楽しみにして頂いています。
私もご期待に応えられる日を楽しみにしています。
歯牙破折のため歯槽骨が大きく吸収しています。
歯槽骨に感染源広がり、大きく骨吸収がすすんでいます。
抜歯と同時にインプラントを埋入するため、感染源をきれいに取り去る作業に時間をかけます。
欠損した部分は骨補填材で歯槽骨の造堤を計ります。
就寝時の無呼吸症候群 噛み合わせも関与?
2008.3.26 14:13
原因は下顎位の後退に伴う舌の沈下とも言われています。
歯を作り下顎位を安定し、マウスピース等で治療していきたいと思います。
まずは右から、2ヶ月後に歯が入ります。
審美が気になる前歯です。(谷町・河端 執刀)
抜歯後1ヶ月。まだ骨性の治癒は完全ではありませんが、
粘膜の治癒や感染源の自然な廓清(かくせい、浄化)は終わっています。
審美が気になるところです。最終の出来上がりを計画した
ステント(写真の透明の歯)を元にインプラントの位置や方向を設定していきます。
サイナスリフトをしたところへ。(心斎橋・和島 執刀)
2008.3.25 13:34
ご遠方からお越し頂いていますので、1回の時間を多く取らせて頂く集中治療をしています。
下にもインプラント治療を予定しています。
現在は治療中の歯には全て白い仮歯が入りご不便なくお使い頂いています。
最高の堅さ、タイプⅠの骨質です。
2008.3.24 13:22
骨質の硬さを硬いものから柔いものへタイプⅠーⅣに分けています。
普通ではタイプⅣが多く、良質の骨でタイプⅢです。
すべての部位がタイプⅠというのは日本人では珍しいものです。
オーバーヒートしないように気を配る必要があります。時間をかけて形成していきます。
骨形態、下は良好。上は痩せていて陥没しています。
上顎は骨質が柔く、特に歯槽膿漏では骨を失います。
そのため抜歯後大きく陥没しています。
幸いインプラント先端部に良好な骨を探しました。
長い目のインプラント13mmで先端を留めています。
サイナスリフトだけの予定でしたが。
2008.3.22 19:15
顎堤が痩せているため、入れ歯が使えず本当にご不便されています。
治療計画ではサイナスリフトで臼歯部に骨を造成、
8ヶ月後にインプラントを埋入、
その後6ヶ月後に2次オペ、歯の作成と全行程が1年半でした。
これではご不便と、なんとかサイナスリフトとインプラント埋入を同時にさせて頂き、
治療期間を短縮出来そうです。半年後に歯を作成いたします。
回転力がかかる上顎小臼歯
歯列アーチのコーナーとなるこの部位と犬歯は強力な力がかかります。
先日のケースに似て、ここは回転力に拮抗でき、強度のあるインプラントを選択しています。
大先生(父)の現役時のカルテサインがなつかしいですね。
2008.3.21 13:38
初診でのご来院は平成5年。大先生の治療が懐かしく感じます。
歯は丈夫な方で、今回は奥のところにインプラントをさせて頂きます。
骨質もよく安心です。
下顎ですが、骨質は柔く上顎用の対応をします。(心斎橋・和島 執刀)
骨質の硬さによって埋入の仕方が変わります。
骨質が硬いときは 即日に歯を作り使用頂けます。
柔いときは 歯は作らず土台だけを入れ歯茎からインプラントの頭を出しておきます。
この方法は時期がくれば型取りがすぐに出来る方法です。
骨質がもっと柔いときはインプラントを歯茎の中に完全に入れておきます。
時期がくれば2次オペで土台をつけます。
今回は3番目の仕方で対応しています。
CTレントゲンにより処置の安全性が高まります(金剛本院・平山 執刀)
2008.3.19 22:59
下顎奥歯2本のインプラント処置をさせて頂きました。
この部位には下歯槽神経という太い神経が走行していますので、
それを傷つけないように処置することが重要です。
当院においてはCTレントゲンを導入しておりますので、
処置中にもいろんな方向から骨の中の神経の走行を確認できると共に骨の厚みを確認できます。
今回は10mmのインプラントを2本入れさせて頂きました。
術後の深い症状もなく、2ヵ月後には仮歯を入れさせて頂く予定です。
回転の力が掛かる部位です。要注意です。(堺一条・足立 担当)
この部位、上顎の小臼歯部位は過重な力が掛かりときに
インプラントが折れたり義歯が壊れたりを報告されるところです。
これは歯の形が原因であったり、回転力が掛かったり部位的な特異性のためおこります。
対策としては強度のあるインプラント、径の太いインプラントを選択します。
ここはノーベルバイオケア社のリプレイスセレクトを選択しました。
以前サイナスリフトをしていました (心斎橋・和島 担当)
抜歯窩があるため意図的に奥に倒して傾斜埋入で3本を埋入。
サイナスリフトしたところは硬い骨が出来ています。
今回の3本が骨生着すると他と合わせて総インプラントとして歯を作っていきます。
サイナスリフト後の2次オペと1次オペ。
2008.3.18 20:59
手前2本は以前サイナスリフトと同時にインプラントを埋入していました。
ここは本日、2次オペを行い仮歯を作り始めます。
3本目のところはサイナスリフト後骨の造成を待っていました。
ここは新たにインプラントを埋入します。全体には4ヶ月待って本歯を作っていきます。
歯周病のため歯槽骨が大きく痩せ、いびつになっています。
抜歯と同時にインプラントを埋入致します。
歯槽骨が吸収を起こしいびつになっていますが残存骨は十分にあり問題ありません。
今日は抜歯していますので仮歯として取り外しの入れ歯を装着いたします。
これで、暫くしのいで頂くことができます。
ご主人にもお付き合い頂きました。
2008.3.17 20:35
ご主人の紹介で奥様もインプラントの歯を。
左右とも奥の顎堤が痩せています。そのため下歯槽管神経までの距離が近くなっています。
奥は短いインプラントで対応します。手術は、ご主人の立ち会いのもと行いました。
オペ終了後、しっかり目が覚めるまでオペ室にてお付き合い頂きました。
細い、細い顎堤です。難度は二つ星☆☆でしょうか。
歯槽骨は鋭利な山型をしています。
幸い歯槽頂は細くなっていますが、基底部は幅があります。
全体に同じ条件ですが基底部にインプラントを留めることでインプラント治療はできます。
半年後に歯を作ってまいります。
歯槽骨が ボコっと凹 くぼんでいます。
2008.3.16 13:36
よく見かける骨吸収です。
この陥没は3壁性と呼びインプラントは3つの壁で支えられることになります。
インプラントの先端になるところには4壁がありしっかりと支えられることになります。
永らくの欠損でした。
2008.3.14 13:06
永く機能圧がかからないところの骨は柔くなっています。
また全体に萎縮し始めていますので歯槽頂が斜めにやせています。
もちろんインプラント埋入にはこれらの問題は影響されることはありません。
サイナスリフトと無切開埋入
2008.3.13 20:51
右側はサイナスリフト(上顎洞内骨移植)とインプラントを同時に。
左側は無切開でインプラントを。
ここも上顎洞内に2mmほど骨を造りますが、
ソケットリフトテクニックで無切開にて骨造成、ダメージを最小限にしています。
咬合崩壊が始まらないように
2008.3.12 22:20
一番奥の歯を失うことで歯の負担が増し、順次歯が壊れてきます。
それを咬合崩壊と呼びます。
咬合崩壊の怖さをよくご理解なさっておられます。
ここはインプラントでしっかりと崩壊を止めることに致します。
1歯欠損ですが、範囲が大きいため2本を埋入します。
泉北診療所よりお越しです。
距離の長い欠損部位のブリッジは土台にする歯を傷めるためインプラントがお勧めです。
顎堤が細いのも2本のインプラントで補い、これで大きな大臼歯を入れていきます。
通院回数が少なくなるよう工夫致します。
2008.3.11 18:21
ご年配の方ですがご遠方よりお越し頂いています。
半年前に抜歯。骨補填剤にて骨の改造をしていました。
予想以上の硬い骨になっていました。
骨質の条件良好、身体はまだまだお若いと感じます。
数ヶ月後には歯をお作りしていきますが通院回数はできるだけ少なくなるように工夫致します。
上下同時にワン・デイ・ティースです。
2008.3.10 18:43
手慣れていても総インプラントをするにはある程度時間がかかりますが、
まして上下同時にするとやはり時間がかかります。
今回は歯も同時に作りますのでチーム一丸となってかからなければ長時間になってしまいます。
特に今回は歯を作ることで技工士の佐川君、玉崎先生の手際良い作業に助けていただきました。
患者さんは上下歯ができたことでとても喜んで頂き、皆の努力が報われるところです。
ワン・デイ・ティース
2008.3.07 17:58
ご年配の方で見た目にも顎堤がやせていますが、骨質は良好です。
おかげで念願の歯を本日装着させていただけました。
簡単な仮歯ですがのちのち、もっときれいな仮歯を入れていきます。
大きな骨欠損もきれいに骨造成ができていました。
2008.3.05 22:10
抜歯時には骨補填材を入れていましたが、骨欠損が大きく心配でした。
補填後4ヶ月、思っているよりも完全な骨形態が再生しています。
うれしいです。
上顎総インプラントです。
骨幅が2mmほどのところがあり、骨条件がやや劣性でした。
4本で立ち上げ、これでショートアーチの総インプラントを予定します。
倒れている歯を抜歯、インプラントで真っすぐな歯を。
2008.3.04 15:32
傾斜した歯が歯槽膿漏で揺れています。
抜歯してインプラントでかみやすくします。
幸い上顎のインプラントにはもう仮歯が入っています。
抜歯窩は歯槽膿漏のため大きな陥没ができていましたがインプラントはしっかり入っています。
まずは上から、骨幅は2mmです。
上下のインプラント治療をご希望です。
治癒期間のかかる上顎から始めます。骨は萎縮して細い細い状態です。
埋入できるところを探して5本入りました。これで十分です。総インプラントに対応できます。
サイナスリフト後1年、さすがにカチカチです。
2008.3.03 13:03
ご都合がつかず早いもので骨増生後1年がたちます。
今日はインプラント埋入です。
さすがに1年もたちますと造成した骨もガチガチの良質の骨になっています。
あと数ヶ月待ってください、この次は歯が入ります。
CTCの参加の皆様にお礼申し上げます。
2008.3.02 12:51
おかげさまで「サイナスリフト 2日間セミナー」は楽しく過ごすことができました。
参考になったというお声を多々頂き開催したものとしてうれしい限りです。
またお会いできる日を楽しみにしております。
ライブオペの症例は:片側サイナスリフトとインプラント同時埋入でした。
骨質が柔い一番奥の部位だけはインプラントを同時に埋入することをさけ、
日を変えて埋入いたします。
下顎は8年前に。早いものですね。
2008.3.01 12:33
今日は上顎です。お忙しくご活躍の方ですのでやっと今日の日をむかえました。
仮の歯もすぐ入るように工夫をして、術後でもお仕事にすぐ復帰して頂けるように考えています。