インプラント Q&A

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インプラント手術後のケアについて知りたいこと Question8

Q1 総インプラントをする予定です。フィクスチャーを入れたあと、第二次手術まで半年もありますが、その間、以前に使っていた入れ歯は使えるのでしょうか?
Q2 手術のあとの食事について教えてください
Q3 インプラントの義歯を使い始めてから、隣の歯が悪くなりました。また、追加のインプラントを入れないといけないでしょうか?
Q4 インプラント義歯は壊れることはないのですか?壊れたらどうするのでしょうか?
Q5 天然歯にある歯根膜がないために危険だといわれていますが、問題ありませんか?
Q6 おせんべいやステーキなど、何でも不自由なく噛めますか?
Q7 インプラントは歯槽膿漏になりますか?
Q8 インプラントは天然歯以上に、丁寧に歯を磨かなければいけないと聞きました。どんな磨き方をすればよいですか?
Q9 定期検診について教えてください

Q8 インプラントは天然歯以上に、丁寧に歯を磨かなければいけないと聞きました。どんな磨き方をすればよいですか?

A.基本的には、天然歯と同じ磨き方でまったく問題は起こりません。

インプラントは丁寧に磨かないと、歯槽膿漏になりやすいと言われることがあるのですが、それは間違いです。基本的には天然歯と同じ磨き方で、プラークを取り除けば歯槽膿漏などを防ぐことができます。 インプラントを入れた犬を、歯磨きなど一切、歯の手入れをせずに一年間飼育した実験があります。1年後の検査では、インプラントの周囲にプラークや歯石がたくさん付着していたけれども、炎症は起こっていなかったという結果が報告されました。

不思議なことですが、チタンインプラントの周囲につく汚れは、さほど歯周炎に影響しないという考え方もあります。もちろん、これは犬の実験ですから、人にそのままあてはめるわけにはいきませんが、多くのインプラント専門家は、自分の経験からこの実験が臨床的にありうることを知っています。 だからといって歯を磨かなくてよい、というわけではありません。インプラントだからといって、特別なことはしなくてよいという意味です。

インプラントは一度入れてしまうと、定期検診以外は患者さん自身による歯磨きがメインテナンスのすべてとなります。毎日磨いて、プラークコントロールがきちんとできていれば歯槽膿漏にもならず、インプラントも長もちします。 ただし、ボーンアンカードブリッジといって、数本のフィクスチャーを埋入し、上部構造を連結させるタイプのインプラントでは、歯肉がやせてしまうと、橋げたと呼ばれる脚の部分が長く出てきて、そこにプラークが付着しやすくなります。プラークがついてしまうと歯肉炎になりやすいのですが、アバットメントを磨くのは普通の歯ブラシでは形的にちょっと難しいので、歯間ブラシという小道具を使って磨きます。天然歯で歯ぐきがやせて根が出てきたときにも使われるもので、細い隙間を磨けるようになっています。

ただし、チタンは傷つきやすいので金属部分が露出している歯間ブラシは使わず、コーティングされているものを使ってください。また、ガーゼフロスと呼ばれる分厚い布できれいにする方法も有効です。

Dr.Makoto Nishimura