インプラント治療の流れ

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インプラント義歯の作製と装着

歯肉が治癒したら、治療用のアバットメントを正式なアバットメントにつけかえ、いよいよインプラント義歯をつくる段階です。補綴の各プロセスはそれぞれ1週間ほどの時間が必要となります。補綴すべてにかかる期間は合計しておおよそ1か月から2か月程度です。インプラントの補綴作業は、普通の入れ歯をつくる作業とほぼ同じですが、はるかに精密さを要求されるため、これだけの時間がかかるのです。では、複数の歯を連結するブリッジを例にとって、簡単に説明しておきましょう。

1.かたどり(1回目)
治療計画を立てるときに口腔の模型をつくったように、この段階でも作業用の模型を作製します。まずアバットメントに、インプレッションコーピングを連結します。(アバットメントに取り付ける凹型の細いピン)その周りを印象剤というガムのような材料でかためて、インプレッションコーピングごと取り外します。取り外した印象剤の内側、つまり歯肉に接触していた側には、インプレッションコーピングのアバットメントと接触していた面が現れます。そこに本物と同じ形をしたアバットメントのレプリカを装着し、その周りに石膏を流し込みます。石膏が固まったらインプレッションコーピングと印象剤をはがせば、石膏部分が歯肉となり、アバットメントの装着された口腔内の模型ができあがるわけです。 写真

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かたどり(印象材でかためる)

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印象材をもとに石膏模型を作製
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2.上下顎のかみ合わせの位置どり(2回目)
かみ合わせを調べるために、模型を使って「咬合堤」を作製します。これを噛むことによって跡がつき、かみ合わせを調べることができます。取りこんだかみ合わせの状態に合わせて、上下の顎の模型を咬合器に固定します。つまり、上下の顎の関係、かみ合わせも含めて、口の中の環境が非常に精密に再現されるわけです。
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3.金属枠の試し付け(3回目) 金属枠の補正試し付け(4回目)
最終的に出来上がる歯の形に近い金属の土台、いわゆる骨組みのようなもの(メタルフレーム)を作業用模型のアバットメントに装着してみます。きっちりとはまれば、実際に口の中につけてみます。このメタルフレームにセラミックなどを焼き付けてインプラント義歯をつくるのですが、義歯になる前段階のものです。

インプラントとインプラントの位置関係をミクロ単位の精度で金属部分を仕上げるために、それぞれの工程で、出てくる誤差を補正するため、いったんインプラント1つに対して、1つずつの金属冠を作り、その位置関係を改めてここで繰り返す作業です。
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金属枠取付及びセラミック焼き付け
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4.金属枠の補正試し付け(4回目)
インプラントとインプラントの位置関係をミクロ単位の精度で金属部分を仕上げるために、それぞれの工程で、出てくる誤差を補正するため、いったんインプラント一つに対して、1つずつの金属冠を作り、その位置関係を改めてここで繰り返す作業です。D仮装着(5回目)完成した上部構造を仮止めします。インプラントと上部構造をセメントで接着するシステムもありますが、ブローネマルクシステムではゴールドスクリューと呼ばれる小さな金のネジで上部構造をフィクスチャーに連結します。 写真
仮装着
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5.かみ合わせの調整(6回目)
さっそく使ってみてもらい、かみ合わせの不都合を調整していきます。1〜2週間ほど様子をみて、かみ合わせが悪くて義歯が欠けたりしないか、ゴールドスクリューに緩みがないかなどを観察します。もしもかみ合わせがうまくいかず、ガチガチと義歯がぶつかってしまうときは、義歯を削るなどして、調整していきます。
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6.完成(7回目)
仮止めの間、すべてのゴールドスクリューが緩まず、他にも問題がなければ、ゴールドスクリューを挿入する孔(アクセスホール)を歯と色調が似ているオフホワイトの詰め物で埋めてしまいます。これで見た目もほぼ天然歯と同じになります。これで補綴は終了です。